人工知能との恋愛を描いた映画「her」はとてもオシャレで素敵な映画でした

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はじめに

少し前にNHKスペシャルで「天使か悪魔か 羽生善治 人工知能を探る」という番組がやっていたのですが、 ご覧になった方も大勢いらっしゃると思います。

番組の中で特に印象的だったのが、マイクロソフト中国が2014年5月30日に公開し、 4000万人に利用されている「小冰」(XiaoIce シャオアイス)という人工知能との対話サービスでした。

驚いたのはユーザーと人口知能が思ったよりも自然な会話をしており、 番組に出てきた男性はXiaoIceと対話するうちに、恋心のようなものを抱くようになっていたという点です。

人工知能との恋愛というとSFの話だと思っていましたが、いよいよ現実の話になりそうですね。

「her」はとてもいい映画でした

前置きが物凄く長くなりましたが、先日「her」という映画をみました。 ちなみに「her」はamazonプライム会員なら無料で観れるので、未見の方はオススメです。

『her/世界でひとつの彼女』(ハー せかいでひとつのかのじょ、原題:Her )は、スパイク・ジョーンズ監督・脚本による2013年のアメリカ合衆国のSF恋愛映画である。コンピュータのオペレーティングシステム(人格を持つ最新の人工知能型OS)に恋をする男を描いた物語である。引用wikipedia

このあと、「ネタバレ」含みます


人工知能との恋愛というとSF的な側面が強く普通の恋愛映画とは違い、人間ではない人口知能とどうやって恋に落ちていくのかという点が強調されることが多いのですが、「her」の場合は、人工知能との恋愛というテーマはあくまでストーリーの背景の一つにすぎず、普通のよくある男女の恋愛という普遍的なテーマを描いている、ストレートな恋愛映画だったというのが意外でした。

それと、近未来の表現が非常にリアルで、近い将来本当にこんな世界になるんじゃないかと思えるような点が多くありました。 細部まで非常にこだわって作られていることが伝わってきます。

近未来のLAが舞台ということですが、撮影期間中の2週間は上海で撮影されたとのことで、 近未来のLAを表現するのに上海というのが面白いですよね。

ファッションもあえて古い感じにしているのもカッコイイですね。

アーケイド・ファイア(Arcade Fire)とオーウェン・パレット(Owen Pallett)が手がけた音楽もオシャレで映画の雰囲気にぴったりでした。

ちなみに、人工知能の声はスカーレットヨハンソンだそうで、言われてから気づきました。 あとで見直してみようかなと思っています。

現実の世界でもiphoneの「siri」などがありますが、siriも進化したら あんな感じになるのかなと思っています。

必見の映画です。

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