はじめに
先日、「MacにPythonの開発環境を構築してみる」という記事を書きました。
せっかく導入したので、備忘録を兼ねてMacによるPython入門というのを書きたいと思います。
記事を書く前に、Python2かPython3かで迷ったのですが、今回はPython3でいきます。
ちなみに2と3で迷う理由はPython2からPython3へは互換性がないからです。 つまりPython2のプログラムがPython3では動かないことがあるということです。 なので、基本的には利用したいライブラリが対応しているかどうかによってPython2かPython3を選択することになります。
ただ、将来的なことを考えると今後はPython3が主流になると思うので、とりあえず初心者であれば、Python3を勉強するのが良いのではないかと思います。
今回テストした環境
- OS:OS X Yosemite 10.10.5
- Python:3.5.1
Pythonを実行してみる
まずはターミナルを起動しましょう。 次にPythonがインストールされているか確かめてみます。
Python --version => Python 3.5.1
バージョン値が出て来ればPythonはインストールされています。 もし出てこない場合はPythonをインストールしましょう。
つぎにターミナルに「Python」と打ち込みます。 するとPython付属の対話型インタープリタが起動します。 「>>>」の後にコマンドを打ち込めばPythonを実行できます。 なお、終了させる場合は「exit()」と入力します。
>Python => Python 3.5.1 (default, Mar 16 2016, 23:50:26) [GCC 4.2.1 Compatible Apple LLVM 7.0.2 (clang-700.1.81)] on darwin Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information. >>>
なお、長いプログラムなどを記載する場合は対話型インタープリタでは入力しづらいので Pythonファイルを「.py」拡張子をつけて作成し、python ○○.pyと実行します。
#Pythonファイルを作成 vi sample.py python sample.py
では、新しくプログラミング言語を勉強するときの定番として「Hello world」を表示させてみましょう。 これをしないと始めた気がしないので。笑
Python => >>>print ("hello world") hello world
簡単ですね。
ちなみにPythonファイルで実行するときは、エディタからhelloworld.pyを作成し、下記のように記載します。
print ("hello world")
実行するには下記のコマンドを使います。
python helloworld.py => helloworld
今回は以上です。
続き、書きました。