WEBアプリケーションを作成する上で、ユーザー登録・ログイン等の認証機能は必須と言えますが、
Laravelだと、基本的なモノであれば、比較的簡単に実装することができます。
さっそく実装していきましょう。
動作確認環境
- PHP 7.2.15
- Laravel Framework 6.4.0
ちなみにバージョンは下記のコマンドで調べることができます。
$ php --version PHP 7.2.15 (cli) (built: Mar 5 2019 02:11:34) ( NTS ) Copyright (c) 1997-2018 The PHP Group Zend Engine v3.2.0, Copyright (c) 1998-2018 Zend Technologies $ php artisan --version Laravel Framework 6.4.0
認証機能の実装
まずは、「Laravel UI」というパッケージをインストールします。
laravelはバージョン5.8までBootstrapやVue.jsが標準搭載されていましたが、バージョン6.0からは標準搭載されなくなったので、
BootstrapやVue.jsをバージョン6.0で使いたい場合は、Laravel UIパッケージをインストールする必要があります。
(ちなみに、その影響で、以前は「php artisan make:auth」コマンドだけで認証機能を実装することができていたのですが、Laravel6.0から使えなくなりました。実行すると「Command “make:auth” is not defined. 」とエラーが表示されます)
下記のコマンドでインストールします。
$ composer require laravel/ui --dev
インストールが完了するとphp artisan uiコマンドが使えるようになります。
つづいて、認証機能を実装するには下記のコマンドを実行します。
$ php artisan ui vue --auth Vue scaffolding installed successfully. Please run "npm install && npm run dev" to compile your fresh scaffolding. Authentication scaffolding generated successfully.
続いて、出力されたメッセージに従いnpmコマンドを実行します。
$ npm install && npm run dev
最後にDBにテーブルが用意しておく必要があるので、php artisan migrateしておきましょう。
php artisan migrate
今日は以上です。