【Mac】Raspberry Pi 3 Model BへのOS再インストールについて

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

以前、本ブログで、Raspberry Pi3 Model BにOSをインストールしてMacからSSH接続するまでの過程を記事にしましたが、
今回はRaspberry Pi3 Model BへOSを再インストールする手順を記事にしたいと思います。

microSDカードをフォーマットする

まずは、microSDカードをフォーマットしましょう。

公式によるとWindowsの場合と同様にSD Memory Card Formatterの利用がオススメされているので、こちらのツールを利用してもいいのですが、Macの場合は、ディスクユーティリティからもフォーマットできるので、そちらの方法でフォーマットしていきたいと思います。

NOOBS – Raspberry Pi Documentation

方法といっても簡単です。
ディスクユーティティを起動して、SDカードを選択し、「消去」をクリックした後にフォーマットで「MS-DOS」を選択して、消去をクリックするだけです。

Raspberry Piのイメージをダウンロードする

公式からRaspberry Piのイメージをダウンロードしてきます。
NOOBSとRaspbianの2種類ありますが、今回はRaspbianを選択します。

Raspbianも3種類ありますが、今回は「Raspbian Stretch with desktop」をダウンロードしましょう。
(SDカードの容量に余裕があれば、
Raspbian Stretch with desktop and recommended softwareでもOKです)

1.1GBあるので、ダウンロードにそこそこ時間がかかります。

ダウンロードが終わりましたら、ダウンロードしたzipファイルを解凍しましょう。

解凍すると、今回の例では「2019-04-08-raspbian-stretch.img」というファイルができているはずです。

Raspberry PiのイメージをSDカードに書き込む

では、イメージをSDカードに書き込んでいきましょう。
公式のドキュメントによると、SDカードへの書き込むツールとしてEtcherを利用するようなので、ダウンロードしておきましょう。

インストールが終わりましたら、Etcherを起動します。

Select imageで上記で作成された「2019-04-08-raspbian-stretch.img」を指定してます。Flash!をクリックすると書き込みがはじまります。

終わりました。

簡単ですね。

では、SDカードをRaspberry Pi本体に差し込んで、電源を入れてみましょう。

初期設定のウィザートが表示されるので順番に設定していきます。

SSH接続してみる

せっかくなので、MacからRaspberry PiにSSHで接続してみましょう。

まずは、左上のRaspberry Piのマークをクリックして「Preferences」から
「Raspberry Pi Configuration」をクリックします。

「interfaces」タブを選択肢SSHの項目を「Enable」に変更し、OKをクリックします。

次に、Raspberry Piに割り当てられたIPアドレスを調べる必要があるので、
Raspberry PiのTerminalを起動して下記のコマンドを入力します。

$ ip addr

Macのターミナルを起動して、下記のコマンドを入力します。

$ ssh pi@192.168.XX.XX

これでMacからRaspberry PiにSSH接続できるはずです。

IPアドレスを固定する

Raspberry Piに振られるIPアドレスはルーターから自動的に割り当てれるので、
ルーターを再起動するとIPアドレスは変わってしまいます。

IPアドレスが変わってしまうと、その都度、Raspberry Piに振られるIPアドレスを調べる必要があり、面倒です。
ですので、IPアドレスを固定しておきましょう。

dhcpcd.confを編集します。

Raspbianに初期でインストールされているviは使いづらいのでvimをインストールしておきましょう。

# インストール可能なパッケージの「一覧」を更新する
$ sudo apt-get update
# パッケージの更新をおこなう
$ sudo apt-get upgrade
# vimをインストールする
$ sudo apt-get install vim
$ vim /etc/dhcpcd.conf

下記のようにconfを書き換えます。

#有線の場合は「wlan0」を「eth0」に変更します
interface wlan0
#Raspberry Piに固定するIPアドレスを指定します
static ip_address=192.168.10.xx/24
#ルーターのIPアドレスを指定します
static routers=192.168.10.xx
#ルーターのIPアドレスを指定します
static domain_name_servers=192.168.10.xx

再起動します。

$ sudo reboot
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

CAPTCHA